施工事例
6mのクロマツを枝抜き剪定
6mのクロマツを枝抜き剪定
高木でも安全性と樹形を両立した松の手入れ
- 樹種:クロマツ
- 樹高:約6m
- 作業内容:高木剪定・枝抜き剪定・樹形整理
- 施工体制:1名
- 作業時間:クロマツ2本で約1.75人工
- ポイント:梯子の位置と作業動線を見極め、長年作られてきた樹形と緑の濃さを残した剪定
長年、おうちの方がご自身で登って手入れをされてきた、高さ約6mのクロマツを剪定しました。
お家の方が剪定できなくなった後、ご家族では高木の剪定が難しくなり、これまでの姿をできるだけ残しながら手入れを続けてほしいとのことでご依頼いただきました。
高木剪定は、単純に木が高いほど難しいわけではありません。
幹や枝の位置、梯子を掛けられる場所、登った先で身体を支えられる位置、そこからどこまで安全に手が届くか。作業を始める前に、こうした条件を見ながら剪定の流れを組み立てます。
今回の松は前回剪定した約5mのクロマツより背が高いものの、梯子を安全に掛けやすく、作業動線も作りやすい木でした。
一見すると、ただ梯子を掛けて登っているように見えますが、どこに掛ければ安全で、なおかつ効率よく仕事ができるのかを判断することも、高木剪定では大切な技術のひとつです。
剪定では、長年作られてきた枝ぶりを大きく変えず、枝を整理しながらクロマツらしい風格が見えるように仕上げました。
初めてご依頼いただく際、ご家族は「どのような仕上がりになるのか」と少し心配されていたそうですが、作業をご覧になり、
「やっぱり剪定するとスッキリしていいですね」
「緑の濃さもちょうどいい」
とお声をいただきました。
京都での修業時代には、こうした大きな松に何人かで登って剪定する仕事も数多く経験してきました。
今回のクロマツ2本も、見積もり時には2日程度を想定し、実際には約1.75人工で完了しました。
早く終えることそのものを目的にはしていません。
安全に、美しく仕上げることを前提として、梯子の位置や作業の順番を判断し、無駄なく仕事を進めることまで含めて庭師の技術だと考えています。
長年大切にされてきた松や、高くなってご自身では剪定が難しくなった庭木についても、お気軽にご相談ください。


