【千葉市 剪定】植木の正しい剪定
2025/04/01
こんにちは。
結ニワ屋(ムスニワヤ)黒嶋です。
写真はクロマツとモッコクの仕上がりです。
当初のモッコクは刈込みをしていたようで、玄関先が暗かったのですが僕が管理をさせていただいてからは枝抜きをしているので明るくなったと喜んでくださいました。
剪定に関してこれが絶対に正しいと僕は言いませんが、僕のなかではこうした方がよりよいと考えて剪定をしているので少しその事を書いておこうと思います。
まず、そもそもなぜ刈込みではなく枝抜き剪定をするのかということを考えなくてはいけません。
刈込みの最大のメリットは「簡単」である。
丸くするだけ四角くするだけです。
刃の向きと庭木の重心を意識しながら、片方の手を軸にすればできます。
あとは自分の目が狂わないように水平垂直でちゃんと庭木を見ること。
それができればよくあるような虎刈りや天端のガタツキは間逃れるでしょう。
もちろん、僕はもう少しテクニックや配慮をして手をいれてますし、立体感をつけるデザインを考えています。
しかし、恐らく少し経験をすればある程度誰でもできると思います。
ですが、刈込みは心地いいかと問われると僕はそうは思いません。
それがどの時代のどの地域で流行ったのかはわかりませんが、少なくとも現在の主流とは思えません。
なぜなら、最近の住宅の植木は周りを見てわかるように、軽やかで雑木林みたいなものが流行っています。
たとえば、少し前にシマトネリコが流行ったように、今はアオダモが流行ってますね。
なんかさらっとして軽やか、こんなイメージですかね。
一方、一昔前のお庭の庭木を見てみてください。ツゲにしろ、ツバキにしろ、モチにしろなんか丸く刈り込んでる印象はありませんか?
そして刈り込むから、枝が密集し絡まっていって重くて暗い。
刈込みの最大のデメリットがこれです。
そして、だから最近のアオダモやシマトネリコなどは軽やかで、日本で昔からあるような庭木は暗い、みたいな印象になっているのだと思います。
僕はそれは違うと思います。
シマトネリコも年数が立てばしっかり鬱蒼とします。
アオダモ意外にもエゴノキやナツツバキも爽やかに見えますが、時間が立てばやはり立派なものになります。
ここで刈込みをすれば当然もっさりとして、行き着く先は「庭木なんて植えなければよかった・・・」そして伐採です。
なので、僕個人は刈込みをあまりお薦めしないのです。
(ですが何度も言いますが、刈込みを悪いと言ってません。ただ、こう書くと一定数刈込みはダメだと批判しはじめる人がいるようで、どちらにもメリットデメリットがあり、プロだからこその判断があります。)
しかし、ここでじゃあノコギリで切ろうと、適当にノコギリをいれたら、見るも無惨な姿になりそれはそれで「植木の意味あるの?」みたいになったり、枯れ上がったりしているのも多々見受けます。
実際、僕も手に終えない姿の庭木を引き受けることがありますが、さすがに必要な枝がなさすぎて、頭を抱えたことがあります。
鋏と鋸さえ持てれば枝を外すことは誰でもできますけど、経験と勘、そしてセンスがかなり問われるお仕事かと思います。
枝抜き剪定のコツについて書こうと思いましたが、大分長くなってしまったので今回はこのへんで終わらせようと思います。
お庭、植木、庭木、造園、植栽のことでお困りでしたら結ニワ屋までお気軽にご連絡ください。
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千葉で未来の景観を意識した剪定
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