【造園 設計】加賀正太郎氏の庭園と建物から学ぶ。
2024/06/19
こんにちは。
結ニワ屋 黒嶋です。
アサヒビール大山崎山荘美術館へ足を運びました。
20世紀初頭の実業家、加賀正太郎が建てた別荘を1996年にアサヒビールが取得し美術館としました。
個人的に大正から昭和初期にかけての芸術は西洋文化の影響を受けながら、日本独自の美意識と融合させたとても成熟し、豊かなものだと感じているので、建物と庭園の繋がりがとても美しく楽しいものだなぁと思いました。
特にバルコニーの目の前に池を配し、飛び石で違う部屋や外に繋がっているのを見ると、当時どのように使われ、どのような会話がされていたのか想像するのが楽しかったです。
また、バルコニーから滝の全てが見えるのではなくの、音が聴こえてくるのも日本らしいお庭の構造ですね。
庭師として造園工事をしていると、お客様も緑や植物が主として思われることが多いのですが、緑や植物はあくまでも添えであり肉付け的な位置付けです。
お庭の良し悪しを決めるのは石です。
今回の庭園は建物とあわせてとても豊かな時間でした。
お庭とは、眺め散策したいものでありたいと思っています。
作庭、リフォームのお見積りは無料ですのでお気軽にご連絡ください。
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結ニワ屋
住所 : 京都府京都市南区西九条豊田町40
グリーンフィールド2番館202
電話番号 : 090-1509-4964
千葉で美しい日本庭園を創造
千葉で熟練の技術を駆使した石組
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