【千葉県 植木が枯れる】秋の庭木で見つけたいカミキリ被害のサイン
2026/10/27
こんにちは。
自然を介して住む人の心とからだの健康に寄与することを経営理念としている、結ニワ屋(ムスニワヤ)代表の黒嶋です。
先日、お客様から「モミジが枯れてしまったので切ってほしい」とご相談をいただきました。
枯れているモミジを確認すると、幹の周囲にはカミキリムシ類の幼虫によるものと考えられる食害痕が無数に見られました。
これだけ広範囲に食害を受けていることから、今回の枯損に大きく関係した可能性があると考えています。
ただ、今回気になったのは枯れたモミジだけではありませんでした。
すぐ近くにまだ生きている別のモミジがありました。
幹をよく観察してみると、針で刺したような小さな穴が開いています。
「あれ?」
と思い、細い針金を入れて確認してみると、中からフラスが確認できました。
さらに幹全体を調べると、少なくとも3か所で幼虫が食入していると考えられる痕跡が見つかりました。
そこで、確認できた孔について内部を探り、カミキリムシ類の幼虫に使用できる薬剤を食入孔へ注入しました。
頃合いを見て、再び確認に伺い新しいフラスが排出されていないかを見る予定です。
意外と見落としがちですが、一本の木が枯れたら、その木だけを見て終わらせないで周囲の一見げ健全そうに見える庭木も確認してください。
原因となった虫が周囲にもいるのであれば、近くの木にもすでに被害が始まっている可能性があります。
今回も、生きているモミジは遠目には枯れていませんでした。
しかし、幹を近くで見れば、小さな穴があり、その奥では幼虫による食害が始まっていると考えられる状態でした。
庭木は、目に見えて弱ってから初めて異変が始まるわけではありません。
小さな穴。
わずかな木くず。
幹の色の変化。
枝先の勢い。
そうした小さな違和感の中に、早期発見の手がかりが隠れていることがあります。
今回の被害はクビアカツヤカミキリによるものではありません。
ただ、カミキリムシ類の幼虫は樹木内部を食害し、その際に木くずや糞が混ざった「フラス」を外へ排出します。
クビアカツヤカミキリについても、幼虫は春から秋にかけてフラスを排出することが知られており、成虫が見えなくなる時期でも、樹木の中では幼虫が活動しています。
また、バラ科の樹木ではクビアカツヤカミキリ以外のカミキリムシ類などが穿孔し、フラスを出すこともあります。そのため、フラスを見つけたからといって、すべてクビアカツヤカミキリと判断することはできません。
大切なのは、「何の虫か」を決めつけることなのではなく、まず「異変に気づくこと」だと思います。
常に観察する目線をもって大切な庭木を見てもらいたいです。
それが難しいときは私たちのようなお庭のプロに任せるのも一つの手かと思います。
庭木の診断では、葉だけを見るわけではありません。
幹、枝、根元、樹皮、木くず。
庭木全体を見ながら、普段と違うところがないかにいかに「気づくか」です。
今回のモミジも、あの小さな穴を見過ごしていれば、そのまま食害が進んでいたかもしれません。
庭木は言葉を話しませんが、よく見ていると、今の状態をいろいろな形で知らせてくれます。
今の時期、庭木の幹や根元に見慣れない木くずやフラス、小さな穴がないか、一度確認してみてください。
特に、近くでカミキリムシによる被害が出た木がある場合は、周囲の木も一緒に見ておくと安心です。
「最近、庭木の元気がない」
「幹から木くずのようなものが出ている」
「小さな穴が開いている」
そんな異変がありましたら、結ニワ屋までお気軽にご相談ください。
お見積もりは無料です。
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結ニワ屋
住所 : 京都府京都市南区西九条豊田町40
グリーンフィールド2番館202
電話番号 : 090-1509-4964
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