【市川 植木】お手入れ【和モダンというお庭を考える】
2026/06/25
こんにちは。
自然を介して住む人の心と身体の健康に寄与することを経営理念にしている結ニワ屋代表、黒嶋です。
今日の午後からは、植木のお手入れの仕事でした。
掃除をしお庭と向き合いながら、ふと私の心に浮かんだ言葉があります。
「やっぱりお庭は、育てるものだなぁ。」ということです。
お庭を育てるには、そこに住む人の愛着が欠かせません。
ただ、お庭という空間は、家電製品のように具体的に何かを自動でやってくれるわけではありません。
それでも、言葉を持たない植物や石たちは、日々の変化を通して、私たち住み手に確かに何かメッセージを送ってくれている気がするのです。
私はいつもお庭を作るとき、そして剪定をするとき、「住む人が、毎日1秒でもこの景色を眺めてくれるだろうか」と考えながら手を入れています。
今の時代、ウッドデッキや人工芝など、便利で機能的なお庭の選択肢はたくさんあります。
ご要望があれば私も張りますし、それが現代の暮らしに求められていることもよく分かります。
しかし、心のどこかで「これは本当にお客様にとって、1秒でも眺めたくなる、愛着を持って永く付き合えるお庭になるのだろうか」と、一人の庭師として自問自答してしまう自分もいます。
やはり、自然の素材を使ったお庭には、どこか言葉にできない圧倒的な「力」があります。そしてその力は、決して雑に作った空間には現れません。
最近は、石をいくつか転がして、いま流行りの植物を植え、「和風モダン」と表現されるお庭をよく目にします。しかし、「和」とは何か、「モダン」とは何なのか。その本質を置き去りにしたまま、ただ「作った瞬間が一番きれいでおしゃれ」という流行だけが消費されているように感じてしまうのです。
その植物は数年後どのような姿になってまか?
その石は数年後もみたいなと思うものですか?
おしゃれな流行は、いつか必ず飽きがきます。
かつての日本では、お殿様や司祭、文豪、数寄者、あるいは禅の僧侶たちが、深い精神性を込めてお庭を作ってきました。
効率や経済性が最優先される現代だからこそ、私たちはその歴史の中で磨かれてきたお庭の精神を一度ばらばらにして、現代の暮らしに合わせて「再構築」する必要があるのではないか。
それこそが、本当に目指すべき「和モダン」なのだと思うのです。
作った瞬間がピークで、あとは日が経つごとに衰えていくだけのお庭。
本当にそれが、お庭のあるべき姿でしょうか。
自然界の生き物は、生まれた瞬間は小さく不完全です。
それが、季節を重ね、成長していくにしたがって、どんどん美しく、より深い味わいを持ったものになっていきます。
お庭も全く同じです。
時が経つほどに愛着が湧き、10年後、20年後に「今が一番美しい」と思えるような、共に育っていくお庭をこれからも作っていきたい。そんな目線でお客様とお庭に実直に向き合い続けたいと、改めて強く思った一日でした。
お庭のことで気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
お見積もりは無料です。
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結ニワ屋
住所 : 京都府京都市南区西九条豊田町40
グリーンフィールド2番館202
電話番号 : 090-1509-4964
千葉で新築に癒しを添える庭造り
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