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【八千代市 チャボヒバ枝抜き剪定】一歩手前で鋏を止める

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【八千代市 チャボヒバ枝抜き剪定】一歩手前で鋏を止める

【八千代市 チャボヒバ枝抜き剪定】一歩手前で鋏を止める

2026/10/14

こんにちは。

自然を介して住む人の心とからだの健康に寄与することを経営理念としている、結ニワ屋(ムスニワヤ)代表の黒嶋です。

 

先日、クロマツを剪定したお庭で、今回はチャボヒバの枝抜き剪定を行いました。

チャボヒバは、松とはまた違った難しさのある樹木です。

枝が密になれば、それだけ剪定に手間がかかります。

しかし、だからといって枝を深く抜けばよいというものでもありません。

 

特にチャボヒバは、懐の葉が失われたところから新しい芽が出にくく、一度枝を抜きすぎると、元の姿に戻すことが難しくなる場合があります。

今回は、そうしたことをいつも以上に意識しながらの剪定となりました。

 

今回のチャボヒバには、少し気になるところがありました。

幹から直接出た太い枝が一本枯れていたほか、小指ほどの太さの枝も、樹冠の上から下までまんべんなく枯れていました。

 

枝先から徐々に枯れ込んだというより、枝そのものが枯れてしまったような状態です。

 

樹脂の異常な流出や、樹皮の変色など、病害虫を疑わせるような目立った症状は見られませんでした。

 

原因が日照条件によるものなのか、過去の剪定の影響なのか、あるいは別の環境的な要因なのか。簡単には判断できません。

 

おうちの方によれば、以前はもっと透けた姿に剪定されていたそうです。

ただ、実際に枝を触ってみると、細かな枝がかなり密に残っていました。

もしかすると、古葉を丁寧に落とし、新芽を爪で摘みながら、細かく枝を仕立てていたのかもしれません。

 

長年、どのような剪定が行われてきたのかはわかりませんが、そうした過去の管理も踏まえて、今ある枝をどう扱うか考える必要があります。

 

 

光を入れたい。でも、抜きすぎたくない。

枝が密になっていれば、不要な枝を抜いて、懐にも光が届くようにしたくなります。

しかし、今回のように枯れ枝が多いチャボヒバでは、普段以上に慎重な判断が必要です。

枝を抜けば光は入りますが、同時にその枝が持っていた葉も失われます。

 

樹勢や枝の状態を見ながら、どこまで抜いてよいのかを考えなければなりません。

だからといって、枝を残しすぎればよいわけでもありません。

 

不要な枝は整理し、枝同士の重なりを解きながら、より美しい枝振りに整えていく。

その一方で、今は残しておくべき枝もあります。

 

今回、本当はもう少し枝を抜いて、光を入れたいところもありました。

けれど、今年はその一歩手前で止めることにしました。

数年後には外したい枝についても、今すぐ切るのではなく、残す枝との生育の差が少しずつつくように剪定しています。

今年の姿だけでなく、数年先の枝振りも考えながら、少しずつ整えていくためです。

 

「木も、庭師も、お互いの様子を見る」

こちらのお庭では、これまでおうちの方が、ほとんど毎日のように庭に出て木に触れていたそうです。

そうして長い年月をかけて、今のチャボヒバの姿が作られてきました。

一方、私は毎日この木に触れることはできません。

剪定の方法も、枝の残し方も、これまでとは変わります。

私からすれば、今回が初めての剪定ですから、今後どのような芽の伸び方をするのか、枝の状態がどう変わるのか、様子を見ながら管理していく必要があります。

 

そして、初めてお庭のお手入れに入るときにいつも思う事なのですが、今回のこのチャボヒバも同じことを思ってるかもしれないな、と。

これまで毎日のように手入れをしてくれた人から、別の庭師へと変わる。

 

木にしてみれば、いつもと違う剪定をされたわけです。

もちろん、木が人間のように考えるわけではありません。

それでも、剪定によって変わった環境に、木はこれからの生育を通して応えていきます。

そう考えると、今年はお互いがお互いの様子を見る時間があってもいいのかなと思いました。

 

「今年はこれがベター」

剪定を終えたあと、お客様から「やっぱり綺麗になるね」と声をかけていただきました。

 

もう少し手を入れたいところはありましたが、今の枝を生かしながら、それなりに納得できる姿には整えられたと思います。

剪定は、たくさん枝を抜けばよいというものではありません。

 

光を入れること、樹勢を維持すること、枝振りを美しくすること。

そして、数年先の姿を考えること。

それぞれを見ながら、その木にとって今どこまで手を入れるのがよいのか判断する。

今年は、一歩手前で止める。

それもまた、今回のチャボヒバに必要な剪定だったのではないかと思います。

来年、この木がどのような姿を見せてくれるのか。

そのときにまた、枝を見ながら考えていきたいと思います。

 

大切な庭木のお手入れなら結ニワ屋に。

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千葉で未来の景観を意識した剪定

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