【佐倉市 剪定】庭木は小さな変化で教えてくれる。秋に気をつけたいカミキリムシ被害。
2026/09/29
こんにちは。
自然を介して住む人の心とからだの健康に寄与することを経営理念としている、結ニワ屋(ムスニワヤ)代表の黒嶋です。
9月も終わりに近づき、夏に比べると昆虫の姿も少しずつ見えにくくなってきました。
そんな中、各地ではクビアカツヤカミキリの被害について、早期発見を呼びかける取り組みが続いています。
クビアカツヤカミキリの幼虫は木の内部を食べながら成長し、その際に「フラス」と呼ばれる木くずと糞が混ざったものを外へ排出します。成虫の姿が見えなくなる時期でも、こうした痕跡は被害を見つける手がかりになります。
そしてこれは、遠い地域だけの話ではありません。
千葉県でもクビアカツヤカミキリが確認されており、県からも注意喚起が出されています。
サクラやウメ、モモなどのバラ科樹木は被害を受ける可能性があるため、私たち庭師にとっても無関係ではありません。
今年の5月にも、「庭木の調子が悪い」とご連絡をいただき、樹木の診断に伺ったことがありました。
その木は、幹の状態を見ると、すでに前年以前から幼虫による食害を受けていたと考えられる痕が無数に残っていました。
そして写真は成虫が枝を食べる、いわゆる「後食」と呼ばれる痕です。
※写真の被害はクビアカツヤカミキリによるものではありません。別のカミキリムシ類による被害と考えられる事例です。
幹の中では以前から幼虫による食害が進み、その後も成虫が木を利用している。
こうした状態を実際に見ると、庭木の小さな異変を早い段階で見つけることの大切さを改めて感じます。
別のお客様のモミジでも、似たような症状を確認したことがあります。
クビアカツヤカミキリではありませんが、カミキリムシ類による被害そのものは、私たちの身近なお庭でも起きています。
僕たち庭師がお庭の木を見るときは、枝葉の形だけを見ているわけではありません。
幹の小さな穴、根元に落ちている木くず、樹皮のわずかな変化、葉の色や枝先の勢い。
普段とは違う、ほんの小さな兆候を見ることも大切な仕事です。
京都で修業していた頃にも、マツを守るためにマツクイムシの防除に携わっていました。
地域や樹種によって相手となる病害虫は違いますが、共通して感じるのは、症状が大きく現れてからではなく、普段から木をよく観察し、早い段階で異変に気付くことの大切さです。
以前から僕は、お庭は「管理する」というよりも「育てる」ものだと考えています。
育てるためには、剪定の技術だけではなく、その木が今どのような状態なのかをよく見ることも必要です。
春に芽が動き、夏に枝葉が茂り、秋に実をつけ、冬に休む。
その中で、去年とは少し違う変化があれば、その小さな違和感の中に、これから起こることの兆候が隠れていることもあります。
木が弱ってから初めて異変に気付くのではなく、まだ葉が茂り、一見元気に見える段階で変化を見つける。
そうした日々の観察が、大切な庭木を長く残すことにつながるのだと思います。
これから秋になり、剪定やお庭のお手入れで木の近くを見る機会も増えてきます。
サクラやウメなどの幹や根元に、見慣れない木くずのようなものが出ていたり、枝や幹に今までなかった食害痕が見られたりした場合は、少し気にして観察してみてください。
千葉県でも、クビアカツヤカミキリについて注意喚起や情報提供が行われています。
詳しくは千葉県のホームページをご覧ください。
クビアカツヤカミキリ(特定外来生物)の県内初確認について/千葉県
庭木は言葉を話しませんが、よく見ていると、いろいろな形で今の状態を教えてくれます。
その小さな変化を見つけ、必要な時に必要な手を入れることも、庭師の仕事のひとつだと思っています。
お庭の木について、「最近少し様子がおかしい」「これは虫の被害なのかな」と気になることがありましたら、結ニワ屋までお気軽にご相談ください。
お見積もりは無料です。
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結ニワ屋
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千葉で未来の景観を意識した剪定
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